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年間走行距離を設定している会社の中には、下表左側 A社 のように 2,000km ごとに細かく分類している会社もあれば、B社 のように 4,000km
ごとに区分している会社もあります。どのようなスタイルがご自身にとってベターなのか、事例を使ってチェックしてみましょう。
例えば、近所の買い物とか、たまの週末お出かけ等、あまり車に乗らない方(例:年間走行距離 5,000km以下)は、A社 のように年間距離を細分化している会社の方が割安な場合があります。
一方、毎年の年間走行距離にブレがある人は、B社 のように 4,000km ごとに区分している保険会社を選ぶ方が、後々走行距離の修正申告をしないで済みます。一般的に、設定した走行距離を超えた場合、超えた時点で速やかに保険会社へ申告し、追加の保険料を支払わなければいけないので、その手続きが面倒な方は、B社のような会社を選択した方がラクですね。
なお、保険会社各社の保険料は、もちろん「年間走行距離のリスク」だけでなく、各社独自の算定方法をもとに保険料を決定しているため、一概に「年間走行距離の割引率」だけで、単純に保険料の高低を比較できません。このため、「自動車保険の一括見積もり」を活用して、総合的にどこの保険会社が自分にとってメリットが大きいのか、個別に比較してみると良いと思います。
保険料 |
年間走行距離 A社 |
年間走行距離 B社 |
設定なし D社 |
高い |
無制限 |
無制限 |
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↑ |
16,000km以下 |
16,000km以下 |
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↑ |
11,000km以下 |
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9,000km以下 |
9,000km以下 |
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↓ |
7,000km以下 |
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↓ |
5,000km以下 |
5,000km以下 |
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安い |
3,000km以下 |
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なお、上の表は、あくまでも目安であって、実際の保険料は保険会社によってまちまちです。また、保険の内容によっては、走行距離の設定を設けていない保険会社の保険料の方が安い場合もあります。詳細は、一括見積もりサイト等で比較・検討してみてください。割引制度を設けている会社」よりも、「設定自体を設けていない会社」の方が安くなる場合があります。ご注意ください。
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