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  保険料を節約する (2) - 「車両保険」
1. 車両保険の「タイプ」はケチらない方が・・・
2. ケチるなら、車両保険の「免責金額」を調整してみましょう


  1.車両保険の「タイプ」はケチらない方が・・・  

 次に、車両保険をチェックしてみましょう。保険料の内訳で、「高いなぁ」と感じるのが、やはり「車両保険」です。しかしながら、実際に自分が事故の加害者になった時に 『自分の車』 の修理代を補償してくれるのが、この「車両保険」なのです。事故時の修理代は、平均20万円とも言われています。20万円で済まない場合もあるので、車両保険は是非入っておきたいものです。特に、通勤手段としてご自身の車を使用されている方は、「事故後の交通手段の確保」という意味でも、入っておいた方が安心ですね。

 車両保険のタイプは、「保険料を安くするために、一番安い『エコノミー(車対車)』を・・・」、と言いたいところなのですが、しっかりとした補償とするために、やはり「一般車両保険(一般タイプ)」を選択した方が安心です。下表のとおり、ひととおりの車の損傷・盗難被害を補償してくれます。「一般タイプは、保険料が高すぎる!」とお考えの方であっても、せめて「エコノミー+限定A特約(限定タイプ)」を選んでおくことをオススメします。


安い ←  → 高い
エコノミー
(車対車)
エコノミー+
限定A特約
(限定タイプ)
一般車両保険
(一般タイプ)
他車との衝突,接触,追突
原付との衝突,接触
盗難
火災・爆発
暴力行為(騒擾行為)
台風・洪水・高潮
落書・ガラス破損
物品飛来・落下
単独(自損)事故
自転車との衝突
当て逃げ
転落・転覆
相手との非衝突事故


  2.ケチるなら、車両保険の「免責金額」を調整してみましょう  

 ただし、少しでも保険料を安く抑えたいのであれば、車両保険の「免責金額 (自己負担額)」を大きくすることによって保険料が安くなるよう選択してみると良いでしょう。車両保険の免責金額には、① 1回目の事故と 2回目以降の事故とで 免責金額(自己負担額)が増える「増額方式」、② 1回目の事故からずっと同額の免責金額(自己負担額)となっている「定額方式」があります。色々試してみて、許容範囲内の保険料・補償額を見つけてみましょう。

 なお、車両保険については、「自動車保険の基礎知識」>「車両保険のかけ方」で詳しく解説しました。ご覧いただければ幸いです。

(保険会社により設定条件は異なります)
保険料 1回目の免責金額 2回目以降の免責 コ メ ン ト
高い 0万円 10万円 1回目は自己負担額ゼロ
3万円 10万円 1回目は3万まで自己負担
安い 5万円 10万円 1回目は5万まで自己負担

(保険会社により設定条件は異なります)
保険料 免責金額 コ メ ン ト
高い 5万円 初回から5万円の自己負担 (2回目以降も同額)
10万円 初回から5万円の自己負担 (2回目以降も同額)
安い 15万円 初回から5万円の自己負担 (2回目以降も同額)