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  「代理店型」&「通販型」自動車保険の比較
1. 通販型(ダイレクト型)自動車保険の方が断然安い!
2. 「代理店型」と「通販型」の長所・短所
3. 「代理店型」と「通販型」の事故対応は?
4. 「代理店型」でも事故現場に駆けつけることは少ない


  1.通販型(ダイレクト型)自動車保険の方が断然安い  

 自動車保険の保険料は、毎年相応の価格負担を強いられます。このため、なるべく安い保険料に抑えたいものです。ただし、いくら高いからといって、「対人賠償保険」「対物賠償保険」「車両保険」といった、根幹部分の保険料は削りたくないですね。

 保険会社は、大きく分けて、「代理店型自動車保険(対面型自動車保険)」と「通販型自動車保険(ダイレクト型 / ネット型 自動車保険)」に分類されます。以下で両者の保険料をみてみることにします。代理店型自動車保険は、いわゆる昔からあるような「保険代理店」(中古車店、板金塗装業者、独立系保険代理店など)が手続きを代行してくれますね。この保険は、「代理店」が中間業者として入っているわけですから、当然その業者の手数料分が加算されています。一方、ダイレクト型自動車保険は、中間業者がいない分、保険料の価格も低く抑えられます。

「代理店型(対面型)自動車保険」の保険料内訳
純保険料 保険会社の経費 代理店手数料

「通販型(ダイレクト型)自動車保険」の保険料内訳
純保険料 保険会社の経費

 保険料が安くても、保険金(補償)は同じです。もちろん、保険料が安くなった分、補償を手厚くすることもできます。「対人 - 無制限」「対物 - 無制限」「車両保険 - 手厚く」「身の回り費用や弁護士費用 - 追加」といった具合に、差額の一部を使ってしっかりとカバーすることもできます。


  2.「代理店型自動車保険」 と 「通販型自動車保険」 の長所・短所  

 代理店型(対面型)自動車保険」と「通販型(ダイレクト型 / ネット型)自動車保険」の長所・短所について、事故時の対応も含め、まとめてみました。


長所 ① 自宅付近(日中)の事故の場合、現場に来てくれることがたまにある
   
② 現場に駆け付けた場合のみだが、事故現場の写真を撮ってくれる
   
   
③ 代理店の担当者と顔を合わせて話すことも可能
   
④ 代理店が扱う保険会社は、老舗・大手の保険会社が多い
   
短所 ① 保険料が割高である(通販型自動車保険の約1.2~1.3倍とも・・・)
② 事故や保険の知識が乏しい代理店担当者も少なからずいる
③ 仮に事故現場に駆け付けてきても、頼りにならない担当者も結構多い



長所 ① 保険料が代理店型に比べ、圧倒的に安い(価格が7~8割程度)
② 電話対応ながら、適切な指示・アドバイスをくれる
   
短所 ① 自力で契約の中身を決めなければならないので、やや面倒
   
② 事故現場には来ないため、人によっては不安に感じることも・・・
③ 事故の状況を、保険会社に自分で伝えないといけない
   
④ 事後現場の写真を自分で撮影しなければならない
   


  3.「代理店型自動車保険」 と 「通販型自動車保険」 の事故対応は?  

 「代理店型(対面型)」と「通販型(ダイレクト型)」の事故対応は、実際どちらがいいのか?私の個人的な体験談ですが、「自分(又は家族)に過失があって、自分の自動車保険を利用した経験」が 合計4回 ありました。うち、「代理店型自動車保険」での保険金利用が2回(自分の事故)、「通販型自動車保険」での保険金利用が2回(妻の事故)ありました。

 その時の経験談ですが、「代理店型」・「通販型」ともに、事故が起きたときは「電話応対のみ」で処理が進んでいきました。代理店型を利用していた時は、事故現場が自宅近郊ではなかったため、現場に来ることはありませんでした(事故現場が遠くて代理店担当者が来られないといったケースはよくあります)。そういう意味では、「代理店型」「通販型」ともに対応の差は全くありませんでした。後日の書類のやり取りも、いずれの場合も「郵送」のみで終わりました。「応対者の説明内容のわかりやすさ」についてですが、逆に通販型の方が
① 質問すればすぐに回答が返ってくる 
② 「過失割合」等についてもわかりやすく解説してくれる 
③ 今後の手順もわかりやすく説明してくれる 
ので、「あぁ、これなら通販型自動車保険でも問題ないわ。来年も契約しよう。」と感じたのを記憶しています。事故後の処理に要する期間も、通販型の方が「代理店」を通していない分、スピーディーです。特に最近は、通販型自動車保険のCMをご覧になってもわかる通り、通販型の保険会社同士で「事故対応の満足度」を互いにアピールして競い合っています。実際に、事故対応のサービスレベルは格段に向上しています。通販型だからといって、事故対応の心配をする必要はないかと思われます。

 「通販型」の場合、「顔の見えないコールセンターの担当者だから対応が画一的だ」とか、「契約社員だからアテにならない」とかいう人もいますが、「代理店型」の担当者であっても、現場に駆けつけてくれることはあっても、事故や保険の知識が乏しかったり、その場で何も方向性を出さずに帰っていったり(結局 本部の保険会社に電話してからでないと動けない人が多かったり)、「事故の相手を不安に陥れるような稚拙な話法(適切でない判例や法律をすぐにひっぱり出して、断定的な口調で威圧しようとする)」しか使えなかったりする(事故相手の代理店担当者に散見されるパターン)など、結構不満を感じさせるような担当者も少なからずいます。要するに、「代理店型」であっても「通販型」であっても、「生身の人間」だけに、いろんな人がいるということです。ただし、通販型の場合、応対に不満を感じるようでしたら、担当者を変更してもらうことも可能です。

 結論としては、「代理店型」・「通販型」ともに、実際の事故時の対応の差は電話対応で終わることが多く、更に「通販型の事故対応の満足度が高い」ことも勘案すれば、保険料の安い「通販型自動車保険」の方に軍配が上がる、といえそうです。


  4.「代理店型」でも事故現場に駆けつけることは少ない  

 「代理店型(対面型)自動車保険」の場合、以前は、日中に近所で事故が起こると、現場まで駆けつけてくれることもありましたが、最近は「代理店収入のマージン減少や顧客減少に伴うコスト削減」、「代理店店舗の統廃合」などの理由から、たとえ「代理店型」であっても、事故現場に担当者が来ないことが大半です。

 また、代理店担当者は事故の査定をするわけではないので(示談交渉も、代理店ではなく保険会社本体の担当者が引き受けます)、「正直、現場に来てもやることがない」というのも、来なくなった理由に挙げられます。現場に行ってやることといえば、保険契約者の心のケア(動揺した心を落ち着かせたり、保険会社に連絡する役目)や、事故現場の写真撮影などに限定されます。ちなみに、「人身事故」や「人身事故の可能性」がある場合は、「代理店型」・「通販型」のどちらであっても必ず警察を呼ぶことになり、実況見分等は警察が行います(現場へ駆けつけた代理店担当者は、警察に電話を掛けることが役目です)