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  自動車保険見直しのポイント  
1. 自動車保険を見直そう
2. 保険見積りに必要なモノ
3. コレだけは最低限加入しましょう


  1.自動車保険を見直そう  

 毎年、忘れた頃に「自動車保険料支払いのご案内」の手紙が届き、その金額の多さに なんだか気が重くななっている方もいらっしゃることと思います。といっても、万一の事態を考えると、支払わない訳にはいきません。

 自動車保険料は、保険会社ごとに保険料が異なっており、カバーする領域も異なっていますので、保険会社の選び方次第で、相当の保険料を削減することができます。もしあなたが「こんな補償は無駄だから削りたい」と思っていても、現在加入している保険会社は削ることが出来ないプランになっていたりします。そのような時こそ、あっさりと他社に乗り換えたほうがトクなのです。

自動車保険加入率(普及率)の推移
1992年 1995年 1998年 2001年 2005年 2010年 2012年
対人賠償保険 68.2 % 68.8 % 69.6 % 71.0 % 71.0 % 73.4 % 73.1 %
対物賠償保険 67.3 % 68.1 % 69.1 % 70.5 % 70.8 % 73.4 % 73.1 %
搭乗者傷害保険 65.7 % 66.9 % 67.9 % 63.8 % 59.6 % 50.3 % 45.1 %
車両保険 28.4 % 29.8 % 32.0 % 34.6 % 36.3 % 41.8 % 42.1 %
(損害保険料率算出機構)

 上表のとおり、7割超の方が何らかの保険に加入しています。ちなみに 保険加入者のうち、99%の方(ほぼ全員)が対人/対物賠償保険を付けています。また、車両保険は、事故で損傷した自動車修理代をカバーしてくれる 大変メリットのある保険 であるため、加入率は徐々に上昇してきており、自動車保険加入者の 6割弱 の方が加入しています(2012年: 車両保険42.1% ÷ 対人/対物賠償保険73.1% = 57.6%)。


  2.保険見積りに必要なモノ  

 保険料比較の際に準備するものは、「保険証券(現在加入しているもの)「車検証」「免許証」「自動車走行距離」の4つのみです。簡単に比較できます。お金がもったいないからといって加入していなかった方も、この際加入することをオススメします。意外な安さに驚くことと思います。安い保険料を支払えば、交通被害者/加害者のどちらであったとしても、事故後のあなたの人生をきっとカバーしてくれます。


  3.コレだけは最低限加入しましょう  

 「対人賠償保険と対物賠償保険」の2つは絶対に付けましょう。これらを付けないと任意保険に加入する意味が無い、と言っていいくらいです。上表のコメントにも書きましたが、保険加入者のうち、99%の以上の方々(つまり ほぼ全員)が対人賠償保険と対物賠償保険の両方を付帯しています。

 その次に、搭乗者傷害保険 (や人身傷害保険)車両保険を付帯するかどうかを検討しましょう。これらも、事故費用の負担を軽減してくれる重要な保険です。

 最後に、それ以外の保険や特約を付けるかどうかを検討しましょう。弁護士費用特約や、ファミリーバイク特約など、予算や状況に応じて臨機応変に対応しましょう。